質問と結果一覧
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問1β-カロテンやビタミンCをはじめ、カリウム、食物繊維などを含む栄養豊富なニラは、ハムスターが食べるのに適した野菜である。正解はニラや玉ネギなどには、血液中の赤血球を壊してしまう成分が含まれているため、ハムスターに食べさせてはいけません。
他にもアボカドやチョコレートなどハムスターに与えてはいけないものがあります。
人間には無害でも、動物が食べると中毒を起こす食品があるので注意しましょう。
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問2新型コロナウィルスが人からペットへ感染することはない。正解はこれまでに新型コロナウイルスに感染した人から犬、猫、フェレットが感染したと考えられる複数の事例が知られています。また動物園のトラ、ライオンなどの感染(飼育員から感染したと推察されている)事例も報告されています。
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問3国内への輸入自体が禁止されている動物の中には、プレーリードッグやリスザルも含まれる。正解は日本では、人獣共通感染症(動物由来感染症)の侵入防止対策として、危険性に応じて(1)輸入禁止、(2)輸入検疫、(3)輸入届出の3段階の制度があり、それぞれ対象の動物を定めています。
霊長類(サルの仲間)やプレーリードッグなどは輸入が禁止されています(動物園での展示用など例外あり)。
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問4最近では様々なエキゾチックペット用のペットフードが開発されているため、どんな動物でもペットフードだけで健康に飼育できる。正解は多くの動物向けにペレット、ゼリータイプなど様々に加工された餌が開発されていますが、栄養バランスと動物本来の行動がとれるよう、生の肉や魚介、昆虫などの生餌が必要な動物もいます。餌代が高額になる場合もあります。
ペットを飼う前に適切な餌の入手や管理ができるのかも確かめましょう。
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問5国内のペットショップやフェアで販売されているエキゾチックペットは、すべて国内で繁殖され、合法性が保証されている。正解は販売されているエキゾチックペットは、国内で飼育下繁殖された個体だけではなく、海外のブリーダーが繁殖させた個体や野生で捕獲された個体も含まれています。また、日本には、密猟・密輸された個体でないことの証明を義務付けるルールがないので、違法に持ち込まれた動物が紛れ込んでいる可能性もあります。
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問6ペットのレオパードゲッコーが繁殖する度に生まれた仔をオンラインで販売しているが、個人が行っていることなので「動物愛護管理法」の規制はかからない。正解は動物の販売には「動物愛護管理法」により「動物取扱業者」としての登録が必要とされています。個人であっても、繰り返し行うと事業とみなされます。また、爬虫類の販売に際しては、現物確認と対面説明が義務付けられているので、オンライン販売はできません。
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問7エキゾチックペットとして飼われている動物の中には、50年以上生きる種(しゅ)もいる。正解は大型のオウムの寿命は40~60年、インドホシガメは最長80年といわれています。近年、飼い主が高齢の為に飼いきれなくなり、こうした長命なペットを手放すケースが増え、問題になっています。ペットがその天寿を全うするまで本当に責任を持てるのか、自身のライフステージを考えてペット飼育を決めましょう。
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問8野生動物であっても、飼育下で繁殖させ増やしていけば、野生の個体を捕まえる必要は全くなくなるため、ペット利用が野生動物の絶滅のおそれを高めることはない。正解は一般に飼育下で繁殖が可能な野生動物であっても、遺伝的に近い個体間での交配(近親交配)を避けるために、外から新たな遺伝子を入れる必要があります。結果的に野生の個体が捕獲され、個体数の減少の原因となることがあります。
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問9本来の生息地ではない環境に動物を放した場合でも、動物は環境に順応する能力が高いため問題はない。正解はほとんどの動物は、餌をとることができなかったり、他の動物に襲われたりして死んでしまいます。しかし、生き延びて野生化した場合は生態系に悪影響を与えることがあります。そのためペットを野外に捨てたり、不適切な管理で逃してしまわないよう、責任をもって終生飼育する必要があります。
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問10東南アジアに生息するスローロリスは、霊長類の中で唯一の毒を持つ動物である。正解はスローロリスは肘の内側にある上腕腺から出る分泌液を口に入れて、唾液と混ぜ合わせることによって毒を作ります。毛づくろいの時に全身に毒を塗って、寄生虫やヘビなどの天敵から身を守ると考えられています。スローロリスに噛まれた人がアナフィラキシーショックを起こす危険性もあります。
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そのエキゾチックペット、
ほんとに飼って大丈夫?
その動物を幸せにできるのか、自分も気持ちよく過ごせるのか…。
大切な「命」のことだから、まずはよく知って、考えてほしい。
このサイトは、そのためのガイドです。
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